
2017年も始まり1月4日から営業しておりますが、今年も宜しくお願いします。
私の年末年始は昨年と同じく格闘技イベント“RIZIN”を観に行ってきました。
“RIZIN”を観にさいたまスーパーアリーナまで行ったのですが、今回はただ観に行っただけではなく、スーパーアリーナに隣接しているコミュニティーアリーナで行われたキッズ修斗という子供の試合の為でもありました。
息子はブラジリアン柔術を習っているのですが、そこの代表でもある鶴屋浩先生に「出てみない?」と言われ、息子は楽しそうだと二つ返事でOKしたことで、この年末のドタバタは始まりました。
鶴屋先生からは「まぁ試合が組まれるかどうかわからないですから」と言われていたので、もし組まれそうならちゃんと断った方がいいんじゃないのかと夫婦で話をしていました。
しかし次に連絡があったときはもうすでに相手も試合順も決まった状態で、私達に断るという選択肢はなくなっていました。
試合が組まれてしまったのでもうあとは準備するしかありません。
キッズということで顔面への打撃が禁止されているのですが、首から下はありなので少し慣れていた方がいいだろうということで、同じ練習場でやっている空手のクラスにも何度か通って稽古もしました。
慣れない打撃の稽古で息子も戸惑いながらの稽古でしたが、冬休みにゴロゴロ寝ながらゲームしたりとかするより遙かに充実した日々を送れたと思います。
そして当日、会場に入っても全く緊張感のない息子も計量したりヘッドギアしてグローブしたりして準備をしているとだんだん無口になってきて、私にも緊張感が伝わってきました。
そしてリングイン。
まさか大晦日のさいたまスーパーアリーナで、規模はまるで違いますが息子がリングデビューするなんて夢にも思っていませんでしたが、そういう状況になっていることを少し楽しんでいる自分がいました。
相手は大阪でキッズ修斗の試合で何度も試合をした経験もあり、準優勝もしている同じ5年生の子でしたが、息子よりも身体が大きくて強そうでした。
普段ブラジリアン柔術の練習しかしていない息子とは違い打撃ありの練習をしている子との差はやはり歴然なので、すぐに組み付くというアドバイス通りに試合開始直後にタックルから組み付きました。
が、がぶられてバックを取られないようにディフェンスしましたが、しばらくしてバックを取られ、その後はバックチョークで一本負けしました。
体重のリミットから6kgも軽かったし初めてのルールということもありましたが、やはり負けるのは悔しいのでしょう。
泣くのを我慢している姿を見るのは辛いですが、悔しいという気持ちが溢れていることが親として嬉しくもありました。
負けてヘラヘラ言い訳しながらお菓子でもポリポリして、すぐゲームでもするようではわざわざ大晦日にここまで来た意味がまるでありませんが、ああいう姿を見られたのは良かったです。
息子に空手の指導をして下さった扇久保博正選手からは試合後に「試合は終わったけど試合とか関係なく空手のクラスにも是非また来て空手やろうな。」と言っていただいたので、息子曰くこれからは空手のクラスにも通うみたいです。
試合後に「出場した選手と親御さんには“RIZIN”のチケットを差し上げます」と言われ喜んでチケットをもらいに息子が行きましたが、それだけの人数分もチケットがなかったようで、「出場した選手のみとなります」と前言撤回。
結局チケットを一枚もらったものの、子供も分だけもらってもどうすんのよ?ということで当日券を買い、息子と二人で“RIZIN”を観て帰ってきました。
“RIZIN”には沢山の選手が出場しているのですが、29日に出場した浅倉カンナ選手には柔術を教わっていて、29,31日と連日の出場で連勝したキック会の神童と言われる那須川天心選手にMMAを指導して、セコンドにも付いていたのが鶴屋先生という、応援しがいのある選手が出ていました。
イベント自体もとても盛り上がり、TVの視聴率も去年と同じくらいまで行ったようで、来年の年末も開催されると嬉しいですね。
ちなみに写真の酉三匹は私の母が作った人形です。
去年の猿同様、一年間ずっとこのポーズでお客様をお待ちしております。
では本年も宜しくお願い申し上げます。
posted by オリオンマン at 12:53|
日記